2014年08月03日

人生第二幕目は日日是好日。

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人生を山登りに例えることがある。

振り返ってみると、四十代、五十代の現役時代の自分は、けっこう緊張して頑張って生きてきた。そんな自覚がいつも頭にあったわけではないが、「一個の社会人、組織のトップとしての使命を果たさなければと、、、」という気持ちが強くあったような気がする。考えたら経営の知識も経験のない若造が会社を立ち上げてから33年間。ほんとうにその間関わって頂いたすべての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。まだ子育ての義務は果たしていないが、東日本大震災を契機に仕事を辞めたことで現役の人生はほぼ終わってしまった。劇で云えば「一幕物」である。
これからの人生第二幕目をどう生きようかと戸惑うことがある。そうだ、もう多くの社会的な義務から解放されたのだから、もう余計なことはいっさい考えないで毎日を悔いなく楽しく、世の中の動向は一傍観者であり、もう気楽に構えて生きてみてはどうか。
無我夢中で歩んできた山登りの現役時代から、これからの下山はゆっくりゆっくりと今まで見えなかった光景を眺めながら生きようと思うこの頃です。
posted by lohas at 15:47| Comment(0) | 日記
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