過去の日々をともに生きてきたと云う「人間関係」
第二の人生で良好な人間関係を築くには、あまり他人の実情に深入りしないことが得策のようです。
たとえば、行きつけの飲み屋で隣人と知り合った人がいる。同じ世代と云うこともあり意気投合して楽しい時間を過ごしていたが、自慢話や自分のプライベートなことを明かして私にもそれを求めたがる。そりゃ順風満帆の人間にはいいが、こっちもいろいろ人生があるんだぞ。こういうタイプになりたくないなと思いつつ関わりを断んです。やっぱり親しくなっても、礼節を保ち、相手のプライバシーには踏み込まないようにすべきだろう。
都会では考えられないが、山では挨拶や二言三言、言葉を交わす関係は私は好きなんです。こんな関係からいろんな情報や、いざというときに頼れるからなんです。これからの周りの人間関係を長く維持していくためには、「つかず離れずの関係がいちばんいい」水のようにアッサリした「淡き交わり」こそが最良の方法ではないでしょうか。
くんしまじわりはあわきことみずのごとし、、、、、、、さすが荘子はいいこと言いますね。
しかし、家人とは別物のような気がします。(伊集院さんのエッセイの影響から妻のこのように言っています 笑)
わたしの配偶者、つまり長年いっしょに暮らしている相手とは特別な関係のような気がします。過去の日々をともに生きてきたという「信頼関係」と云うものが、人間をつなぐ絆として大きなものがあるようです。
わが家も娘達が結婚をして家族がふえました。